【腰痛の真実】痛み止めだけでは解決しない3つの腰痛タイプと危険信号 腰痛 レッドフラッグ
- cashregisterpluson
- 4月27日
- 読了時間: 8分
更新日:4月29日
お世話になっております。院長の佐野です。
今回は多くの方が起こりえる【腰痛】についてお話していきます。
用心していても急に痛めたらどうしようもないですよね。。
当院は土日祝日も受付していますので、
急激な腰痛でお困りの際はお問い合わせください。
さいたま市北区日進町 Plus ONE 鍼灸接骨院 Life & Performance
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「腰痛」は症状であって病名ではない
腰痛でお悩みの方は非常に多く、
日本人の約8割が一生のうちに一度は腰痛を経験すると言われています。
しかし「腰痛」というのは実は症状を表す言葉であって、
病名ではありません。
発熱が様々な病気の症状であるように、腰痛にも異なる原因や状態が存在します。
今回は特に多い3つの腰痛タイプについて解説し、
単に痛み止めを飲み続けるだけでは改善しない理由、
そして早急な医療機関受診が必要な
「腰痛のレッドフラッグ(危険信号)」についてお伝えします。
今回のポイント:
腰痛は症状であって病名ではない
筋筋膜性腰痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の特徴と機序の違い
早急な医療機関受診が必要なレッドフラッグ(危険信号)
痛み止めだけでは根本解決にならない理由
タイプ別の適切な治療アプローチの重要性
腰痛の3つの主要タイプ

1. 筋筋膜性腰痛
特徴:
腰部の筋肉や筋膜の緊張・炎症による痛み
姿勢の悪さや運動不足、同じ姿勢の長時間維持などが原因となることが多い
動作や姿勢によって痛みの強さが変化する
突然の動きや長時間の同一姿勢で悪化することが多い
筋筋膜性腰痛のメカニズム:
長時間のデスクワークやスマホ使用による猫背姿勢、
運動不足などにより、腰部の筋肉が過度に緊張または弱化します。
これにより筋肉のバランスが崩れ、一部の筋肉に過度な負担がかかった結果、
痛みや炎症が生じます。
また、筋膜(筋肉を包む膜)の癒着や硬化も痛みの原因となります。
この状態が続くと、痛みを回避するための不自然な姿勢や動作パターンが定着し、
悪循環に陥りやすくなります。
2. 椎間板ヘルニア

特徴:
背骨の間にあるクッション(椎間板)の内部物質が飛び出し、神経を圧迫する状態
腰痛に加えて、足にしびれや痛みが放散することが多い
前かがみの姿勢で症状が悪化することが多い
咳やくしゃみで痛みが増強することがある
椎間板ヘルニアのメカニズム:
椎間板は背骨の間にあるクッションの役割を果たす組織で、
中心部(髄核)と外側部(線維輪)からなります。
重い物の持ち上げや不適切な姿勢、加齢などにより線維輪に亀裂が生じ、
中の髄核が飛び出すことがあります。
この飛び出した部分が脊髄神経を圧迫することで、
腰痛だけでなく足へのしびれや痛み(坐骨神経痛)を引き起こします。
3. 脊柱管狭窄症

特徴:
脊髄が通る管(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫される状態
歩行時や立っている時に症状が悪化し、
休憩や前かがみで楽になる「間欠性跛行」が特徴的
加齢に伴い発症リスクが上昇する
下肢のしびれ、痛み、脱力感などを伴うことが多い
脊柱管狭窄症のメカニズム:
加齢や長年の負担により、脊柱管を形成する椎骨や靭帯が
変性・肥厚し、脊柱管が狭くなります。
これにより脊髄や神経根が圧迫され、症状が現れます。
特徴的なのは
「間欠性跛行」
と呼ばれる症状で、ある程度歩くと足の痛みやしびれが強くなり、
休憩や前かがみの姿勢をとると症状が和らぐというものです。
これは立位や歩行時に脊柱管がさらに狭くなり、神経への圧迫が増すためです。
早急な受診が必要な腰痛の危険信号(レッドフラッグ)
腰痛の多くは上記のような機械的要因によるものですが、
中には重大な疾患の初期症状として現れる腰痛もあります。
以下のような症状を伴う場合は、早急に医療機関を受診してください。
突然の激しい腰痛で、横になっても緩和しない
大動脈瘤や大動脈解離などの可能性があります
発熱を伴う激しい腰痛
脊椎感染症や腎盂腎炎などの可能性があります
過去にがんの既往がある方の新たな腰痛
転移性の腫瘍の可能性を考慮する必要があります
排尿や排便の困難、会陰部の感覚異常
脊髄障害や馬尾症候群の可能性があり、緊急手術が必要な場合があります
原因不明の体重減少を伴う腰痛
悪性腫瘍などの可能性を考慮する必要があります
50歳以上で初めて経験する強い腰痛
骨粗鬆症による圧迫骨折などの可能性があります
両足の脱力感や歩行困難を伴う腰痛
神経の重度の圧迫を示唆している可能性があります
これらの「レッドフラッグ」がある場合、
鍼灸接骨院での施術前に医療機関での精密検査をお勧めします。

なぜ痛み止めだけでは腰痛は解決しないのか
多くの方が腰痛の対処法として真っ先に選ぶのが
痛み止め(消炎鎮痛薬)です。
確かに痛み止めは症状を一時的に和らげる効果がありますが、
以下の理由から根本的な解決策とはなりません
1. 原因へのアプローチが不足
痛み止めは「痛み」という症状にのみ働きかけるものであり、
その痛みを引き起こしている根本原因には作用しません。
例えば、姿勢の悪さや筋力低下、関節の動きの制限などが改善されなければ、
薬の効果が切れると痛みは再発します。
2. 身体の警告信号を無視するリスク
痛みは身体からの重要な警告信号です。
痛み止めで痛みを強制的に止めたまま無理な活動を続けると、
状態を悪化させるリスクがあります。
特に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症では、適切な動作の制限や修正が重要です。
3. 長期服用による副作用
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの痛み止めの長期服用は、
胃腸障害や腎機能障害、肝機能障害などの副作用リスクがあります。
また、オピオイド系鎮痛薬は依存性のリスクもあります。
4. 組織の自然治癒力を活かしていない
人間の身体には本来、優れた自然治癒力が備わっています。
適切な環境と刺激を与えることで、この自然治癒力を最大限に引き出すことが可能です。
痛み止めだけでは、この自然治癒のプロセスを促進することができません。
根本的な腰痛改善のためのアプローチ
当院では、腰痛の根本的な改善のために以下のようなアプローチを行っています:
1. 適切な評価と分類
まず重要なのは、腰痛のタイプと原因を正確に評価することです。
レントゲンやMRIなどの画像検査だけでなく、
動作分析や筋力テスト、関節の可動域検査など、多角的な評価を行います。
2. タイプ別の施術アプローチ
筋筋膜性腰痛の場合:
過緊張した筋肉へのリリース技術
筋膜へのアプローチ
鍼治療による局所の血流改善
姿勢改善のための運動指導
椎間板ヘルニアの場合:
神経への圧迫を軽減する牽引療法
コアマッスル強化による脊柱安定化
日常生活での腰部負担軽減指導
症状に合わせた鍼治療
脊柱管狭窄症の場合:
脊柱の可動性改善
下肢の血流改善のための治療
歩行パターンの修正
症状緩和のためのセルフケア指導
3. 再発防止のためのセルフケア指導
腰痛の根本的な改善には、日常生活での継続的なケアが不可欠です。
当院では患者さん一人ひとりの生活スタイルや仕事内容に合わせた、
具体的なセルフケア方法をお伝えしています。
適切なストレッチング方法
腰部安定化のためのエクササイズ
日常生活での姿勢改善ポイント
職場や家庭での環境調整アドバイス

腰痛改善の鍵は「理解」と「継続」
腰痛の改善には、自分の腰痛のタイプと特徴を理解し、
それに合わせた適切なアプローチを継続することが重要です。
痛み止めに頼るだけでは一時的な対処療法にすぎず、根本的な改善は望めません。
私たちPlus ONE 鍼灸接骨院 Life & Performanceでは、
患者さん一人ひとりの状態に合わせた最適な治療プランを提案し、
痛みのない生活の実現をサポートします。
腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください!
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今回のポイント:
腰痛は症状であって病名ではない
筋筋膜性腰痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の特徴と機序の違い
早急な医療機関受診が必要なレッドフラッグ(危険信号)
痛み止めだけでは根本解決にならない理由
タイプ別の適切な治療アプローチの重要性
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