スポーツ外傷からの復帰について。アスレティックトレーナーの目線から
- cashregisterpluson
- 3月27日
- 読了時間: 4分
お世話になっております。院長の佐野です。
開院して少しずつではありますが、中学生、高校生が来院しています。
部活をしていれば怪我はつきものかと思います。
学生であればいつになれば競技復帰できるのかをとても心配すると思います。
今回はスポーツ外傷からの復帰に向けて実際に伝えていることをまとめてみました。
段階的な復帰を目指しましょう。

復帰に向けた目標を立て、
怪我の現状の把握、リハビリの提案をし
患者さんと一緒に施術をしていくようにしています。
それではひとつずつ説明していきます。
怪我からの目標設定
例えば大会などがあるなら逆算をして
いつまでに
どうなっていて
再発させないか
を立てていきます。
・短期目標:状態を把握したうえでいつごろまでにどのレベルを目指すか
そのために。そうなれば次に何をしていくのか
・中間目標:スポーツ復帰時期はいつごろか。
そのためにここまでをクリアしていきましょう。と動作の確認をしていきます
・長期目標:復帰後の再発防止や、他のスポーツ障害予防をしていきます
ケガの程度や個人によって回復時期は違いますので
あくまで計画目標になりますが、
どれくらいの期間に
どの程度まで持っていけるかを伝えていき
本人のモチベーションを向上できるかと思います
例えば肉離れの場合
短期目標:1か月後の大会に合わす
→患部外のトレーニングと負荷を少なくして患部に刺激をいれる
中期目標:2~3週間後に別メニューで競技参加へ
ヒップリフト スクワット デッドリフト 〇割以下でのスプリント
長期目標:クセにさせないための継続的なリハビリ
患部だけでなく代償運動を防ぐために患部外のトレーニング続行
など、来院した時の状態を把握したうえで、ホームワークをだし
施術をしながら確認をし
負荷を上げていき、再発予防をしていきます。
再発リスクについて

再発リスクは最大限に減らしていきます。
実際、1試合は行けたけど翌週の試合で再発した。
などの経験もあります。
なのでこういったリハビリには我慢も必要です。
1回のプレーができたからといって、筋肉の持久力はついていません
1回でも”できた”経験が本人にとっては強みになる分、
もう大丈夫と勘違いすることもあります。
復帰できたとしても不安はやはりありますね。
アスレティックトレーナーにできること

不安を取り除き、ケガからの復帰を最短にしていく為に、
私たちのようなアスレティックトレーナーがいて、
アスレチックリハビリテーションを提供していきます。
広範囲の病気や外傷を扱う理学療法に対し
主にケガをしたアスリートやスポーツに関連した方々を対象とした
アスレチックリハビリテーションとして
スポーツに特化し専門的にアプローチをしていきます。
そもそもアスレティックトレーナーとは?

アスレティックトレーナーとは
日本スポーツ協会から公認されているスポーツトレーナーになります。
制度が始まり、20年近く経過しましたが、
資格所有者は6000人程度しかいません。
主な役割として
スポーツドクターやコーチと緊密な協力のもと、
・スポーツ活動中の外傷・障害予防、
・コンディショニングやリコンディショニング、
・安全と健康管理、
・医療資格者へ引き継ぐまでの救急対応を行い、
スポーツをする人の安全と安心を確保したうえで、
パフォーマンスの回復や向上を支援する資格です。
(日本スポーツ協会 JSPO-ATとは?
最後に
ケガからの早期回復を患者さんと共に目指し、
決してひとりにさせない環境を整えます。
身体の痛みについて何かあれば一度ご相談ください。
当院は土日祝日も受付していますのでお気軽にご相談ください。
また、メニュータブからブログが見れますのでお手すきにお読みください。
怪我を防いでパフォーマンスをあげ、スポーツが楽しめたらいいですね!
最後までお読みいただきありがとうございした。
皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
PlusONE接骨院
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